チェンソーは、目立てだ目立てだ、と常日頃言ってる僕です。目立てに始まって目立てに終わると言っても過言ではないかな。と、言いつつサボってるとこんな感じに。
ここまで細かな木くずが出るようになったら、遅すぎるサイン。もっと早いタイミングで目立てをしないと作業するにも目立てをするにも時間がかかって効率が悪いです。
しっかし、今日は1日寒かったあ。早く暖かくならないかな。北側の日陰や、日中日の当たらない木の下にはまだ雪が残ってました。
屋外の木材、例えばウッドデッキやベンチやテーブル、外壁にはいつもキシラデコールを使ってます。正直、他の物を使ったことが無いので、どれが良いかどうかは分かりませんが、今のところ防虫、防腐、防黴の役目は果たしてくれているようです。といっても、毎年上塗りを重ねての話ですが。
塗った直後は、特有の灯油?臭さが残りますが、そのうち気にならなくなってきます。多少値は張りますが、虫が付いたり、腐ってダメになるよりはマシかな。この4L容器ですが、どうしても底に染料が溜まってしまい、かき混ぜようとも口が小さいので限界があります。僕は、細い棒の先を曲げて突っ込んでかき回し、後はひたすら振って攪拌します。あと、買うお店によっては、口のベロが付いていないので、自分で用意する必要があります。
厚みのある物に対して、垂直にドリルの刃を当てるのは難しく、薄い物だったら気にならないんだけど、厚みが増えるに従って、「あー ボルトが通らない。」ってな状況に。
某人曰く、「まっすぐ空けれないのは、根性と性格が曲がってるからだ。」らしいです。
わざわざ、ボール盤で加工するまでもない物や、大きな物でフトコロに収まらない物なんかの加工にコレ。
神沢 ドリルガイド K-801
垂直方向の加工に限っていえば、このドリルガイドが一番使いやすいです。他にも、スターエムとかからも似たドリルガイドが出てますが、角度調節が自由なため、正確な垂直が出なかったり、メモリが見にくかったりで僕は神沢の方が使いやすかったです。もっとも、垂直方向以外の加工には向いてませんけど。45度の加工もできるようですが、ちょっち無理があるような気がします。
精密加工には向いてませんが、ちょっとした加工にはこれで十分です。
どれだけ、高価で豪勢なトッピングを乗せようよとも、生地がいまいちじゃ台無し。よりシンプルに、必要最低限の物しか入れないように気を遣ってます。
使う材料は、小麦粉・塩・酵母・水のみ。余計な物は何も入れない。
なんと言っても、まずは粉。
カプート/サッコ・ロッソ・ティーポ00
これを基本にいっつも焼いてます。なんと言っても、粉の香りがいいです。1kgパッケージの物を使ってるけど、25kgパッケージの方が何回も買いに行かなくて済むんでいいんだけど、保存の仕方によっては使い物にならなくなるので注意が必要。小麦は、臭いが付きやすいんですね。
ちなみに、サッコ(sacco)は、袋。ロッソ(rosso)は、「赤」って意味。ティーポ00(tipo)はタイプ、つまり00番粉ってこと。00→0→1になるにつれて、小麦の表皮部分の粉が増えてくる。日本酒の吟醸→大吟醸みたいなイメージかな。精米時に、どれだけお米の表面を削るか、みたいな感じ。
話は小麦粉に戻って、この小麦粉は長時間発酵タイプで、短くても最短12時間。じっくり発酵させるからあの延びと、小麦の甘さと食感が出てくるのかな。
別に、僕はこの小麦粉に別段こだわりはなくて、これを基準にあれこれ試してやってる感じです。最近興味があるのは、道産の「春よ恋」。パンを焼くときはよく「はるゆたか」を使ってました。あれこれ、ブレンドして自分オリジナルのひとつを作り出してみるのも一考。
ちょっと前のCMじゃないけど、刃物(歯物?)は刃が命。チェンソーだって同じです。目立て次第でどんなに高価で高性能のチェンソーだってガラクタ同然になっちゃいます。
目立てのタイミングは、早ければ早いのが理想。僕は、使う前かガソリンとオイルを入れる時にスッスッとやってます。
こんな具合の切りくずが出てたら大丈夫。切る力なんてほとんど必要なく、チェンソーの重みだけで、かってに刃が落ちていきます。
だんだん大きかった切りくずが小さくなっていって、「んー なんか切れないなあ。」と感じ始めたときの切りくずはかなり細かく、粉みたいになってるはず。力で切ろうとして体力だけ消費して全くはかどらない。ホントはそう感じる前に目立てしなきゃいけないんですが。
だって、目立てって地味でつまんないんだもーん<笑